こんにちは。
スタッフの日々の様子をリポートする社内リポーターのリハスくんです。
今回は当社自慢のサービスの1つである脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」名古屋丸の内でサービス管理責任者をするなりたさんがご利用者様の行動変容につながる支援をした話を紹介します。
なりたさん
・作業療法士として就労支援に携わる
・チャレンジ精神◎な笑顔素敵系女子
・採用やその他社内の活動に複数かかわる
脳卒中・身体障害就労支援センター「リハス」
・脳卒中(脳梗塞–脳出血)・身体障害・高次脳機能障害に特化した就労移行支援事業所
・理学療法士、作業療法士と企業経験豊富な職業指導員の専門性を活かした就職・復職に必要な知識と能力を高める支援をする
・一人ひとりにマッチしたお仕事の提案、情報提供、求人開拓を支援し、就職後の定着サポートまでの一連をトータル的に行う(サービスページはこちら)
脳卒中・身体障害就労支援センター「リハス」丸の内には、事業所名の通り、脳梗塞や脳出血といった脳卒中を患う方が利用しており、片麻痺、失語症、注意障害、記憶障害などを持つ方が多く、その他にも中枢系の難病の方などもいらっしゃいます。
皆さん個々に症状がありますが、共通して「就職すること」が目標です。
そして、この「就職すること」の先には、”家族のため”、”生活のため”、”人生を充実させるため”、”社会と繋がるため”、”趣味を楽しむため”、”やりたいことをやるため”、など色々な想いを持っています。
就職する先には、もともと働いている会社に復職することを目指している方もいれば、何年もブランクがありながらももう一度働こうとチャレンジする方、同じく就労支援サービスの就労継続支援B型からステップアップして一般就労を目指している方など様々です。
この就労支援センター「リハス」で、サービス管理責任者としてなりたさんが普段している仕事には
・利用者さんとの面談、目標設定、個別支援計画作成
・利用者さんへの訓練プログラム提供
・ハローワークへの同行・相談
・面接同行
・就職者の定着支援
・地域の関係機関との連携活動
・復職者の企業面談
などがあります。
さらに、なりたさんは社内のいろいろなプロジェクトにもかかわっており、
・リファラル採用プロジェクト
・社外研修会の企画・運営・発表
・社内のマニュアルの整備
・委員会活動
などもしています。
そんななりたさんが
「依存的だった利用者さんが、自分で応募したい企業を探して出してきた!」
と行動変容がみられたご利用者さまの話をしてくれました。
行動変容につながる支援は本当に素晴らしいものであり、それはなりたさんのかかわり方にポイントがあったことが話していてわかりました。
☝支援者がなんでも「やってあげる」という精神が強すぎても、「自立してやらないと」と突き放しすぎても上手くいかない
☝依存的になりやすい利用者様に対しては、本人が考えるきっかけになるような言葉の投げかけをして、できるだけ自分の中から言葉が出せるように関わっていくことが大切
☝一般就労を目標にするにあたって自立的、自律的に動いていくことは必要で、それを身に着けることも大切だが、どうしてもできないこともやはりあるのでその見極めがとても重要
☝本人が「やってみよう」と思えるような適切な段階付けをして関わることが支援では難しいが大切なこと
支援者とはいえ、「やってあげる」という気持ちではなく、その人にとって必要なこと、大切なことだからこそ「自立」に向けた厳しい愛情の支援があったからこそ、今回の行動変容を引き出せたと思います。
ちなみに、今回行動変容が見られたご利用者さまは失語症をお持ちの方で、なかなか言葉での意思疎通が難しいこともありますが、少し言葉を出してくれたらそこからこちらもくみ取ったり、本人がもう少し伝えて言葉を出して欲しい、とメッセージを送り続けることで、少しずつ変化が見られたと感じたようです。
なりたさんは、
・移行支援の利用を通して、利用者様のできることが増えて、気持ちや考え方が変化していっている様子を感じられるとき
・就職して卒業した利用者様と面談した時に、元気で楽しそうに働いている様子が伝わって来たとき
・就職先の会社の方からもその方へのお褒めの言葉を頂けたとき
に一番やりがいを感じるといいます。
サービス管理責任者、支援者としてはもちろん、それ以外にも会社の中で任せてもらえる仕事の種類が増えて、毎日充実しているなりたさんは
「当社のサービスがもっと沢山の支援を必要とする方に届いて、私達が関わった方々の「はたらく」や「幸せ」に少しでも貢献できるように日々頑張りたい」
と、キラキラした笑顔で今後の意気込みも聞かせてくれました。
私たちリハスが大切にすることとして、一番に「全社員の物心両面の幸せの追求」があります。
そして、リハスのミッションである「ご利用者さまの真のQOL向上にむけての支援と行う」ためには、まずは自分たち自身のQOLが高くないといけない。
なりたさんはまさしく自身のQOLが高いからこそ、ご利用者さまにも良い支援ができているんだなと実感させてもらいました。
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