インタビュー 宮下

インタビュー 宮下
2019年9月27日 qol

ーなぜ医療福祉業界に就職をしたのですか?

 もともと医療福祉業界に興味があったわけではなくて、この業界について少し詳しく知ったのも大学の3年の頃でした。
大学では体育か特別支援学校の教員になるために勉強をしていて、講義やゼミの先生の紹介などで障がい者スポーツに関わる機会があり、
そのかかわりが自分がこの業界へ踏み込むきっかけにもなりました。障がい者スポーツに携わり、
陸上教室のコーチ、特別支援学校の部活動の指導などいろいろな活動に参加する機会が増え多くの障害を持った方とのつながりも広がりました。
コーチとして指導している中で、スポーツを純粋に楽しむ姿勢や障がい者の方ならではの可能性を、この医療福祉業界で伸ばしていきたいと思いこの業界に就職しようと思いました。

ーその中でもQOLを選んだ理由は?

 就職活動をしているときにQOLを知っていたわけではなく、その時は会社の存在も知りませんでした。(笑)
合同説明会が開催されていて、そこに参加した時に自分が少し興味を持っていた企業の隣でブースを間違えて会社説明を聞いたのがQOLとの出会いでした、、、
ブースを間違えてはしまいましたが、会社説明をしている方の話がとても魅力的で一緒に働いてみたいと思ったことも理由の一つです。後日代表が行う個別説明会に参加して目指していることや理念というのがとても印象に残ったことや、まだ若い会社ということもあっていろいろなことに挑戦していく姿勢にひかれました。
自分の強みを生かし、いろいろなことに挑戦して障害を持った方と一緒に成長することができる企業だと感じたためQOLを選びました。

ー現在勤務している「リハスワーク名古屋緑」では、どんな利用者さんとどんなことをしているのですか?
どのようなことを行っているのですか?

 リハスワーク名古屋緑は、精神、知的、身体の障害がある方が働いており、作業内容は石川県のA型事業所(リハビリ型就労スペースリハス)と同じ内容の作業を行っています。
能登ヒバ・ヒノキチップの販売、木のしおりやはがきの販売をメインで行っていて、
その商品となるものを利用者さんが1つ1つ丁寧に作っています。最近では利用者さんに営業メールの作成などPCを使った仕事もお願いしています。できることを見つけて利用者さんの可能性を広げていくことも行っています。

ー働いてみてどうですか?

 5月からオープンしてばたばたで大変な時期もありましたが、なんだかんだ言って楽しいです。
働きやすいようにしてくれる上司や先輩がいたり、困ったときに助けてくれる、同じ建物の2階にいる訪問看護の医療職スタッフの支えがあるのでとても働きやすい環境です。
まだまだ分からないことばかりで失敗もたくさんしていますが、1年目らしくいろいろなことに挑戦していって失敗も次に生かせるようにしていきたいと思っています。

ーご利用者様には様々な疾患をかかえている方がいると思いますが、
気を付けていることなどはありますか?

 自分が今までかかわってきた障害の方は知的の方がほとんどだったので、
精神や身体の方とのかかわりというのがほぼ初めてだったので接し方や距離感というのが難しいと思い最近は特に意識しています。
身体の方はA型と同じ道具では作業ができない方もいますのでその方に合った作業道具を一緒に考えて作り作業を行ったり、やりやすいやり方を医療職スタッフの方の知恵も取り入れて考えることも行っています。
実際に片麻痺の方がしおりのカットやリボン結びなどの作業を片手で行うことができるようになったりもしています。自分たちがやってみるととても難しいので本当にすごいなといつも思います。

ー失敗談はありますか?

 今のところは大きな失敗というのは特にはないですが、失敗はたくさんしていますね。
あまり深く先まで考えずに何とかなるだろうと思い「やれます」と言って実際にやると、かなりきつかったということもありました。
何事もなく終えることができたのは訪問看護の医療職スタッフの助けがあったからこそだと思います。
送迎中に利用者さんの昼食の準備や一緒に作業をしてくださったおかげで無事1日を終えることができました。人とのつながりや助け合いというのが改めて大切だと実感しました。
いつも働きやすいように助けてくれる上司や先輩にも感謝しなければいけないと思いました。

ー「ご利用者様の真のQOL向上に向けての支援を行う」という私たちの使命はどのように実現できていますか?

  正直に話すと今はまだ実現できてはいないと思います。
お金を稼ぎたいという方に、働くために支援をしているからQOLが向上するとは限らないと思います。
あの人の求めている物はこれだからその支援を行えば満足するといった自己満足のQOL向上では真のQOL向上にはつながらないと思います。
真のQOLを向上させるためには利用者さんが何を求め、その先にどのようにつなげていくかまでを考えた支援が必要になってくるのではないかと思います。働いてお金を稼いで少しでも家族のためになりたい、一般就労を目指すなどお金を稼いだ先の本当に求めていること、
実現したいことに対しての支援がその人の真のQOL向上かもしれません。
まだまだ自分の中でも真のQOL向上というのができていないところがあるので、利用者さんの気持ちに寄り添い一緒に実現していきたいと思います。

ー障害を持っている方と関わる仕事をしたいと思っている学生に一言

 この仕事をしようか悩んでいる学生の多くは障害の知識や経験がなくて本当にやっていけるのだろうか?
ということだと思いますが、知識や経験がなくても大丈夫かなと思います。知識は働いているうちに同じことを何度も聞くので自然に覚えることができるし、
経験は働いていれば得られるものなのでやってみたいという思いさえあれば大丈夫ですね。
実際自分は知的の方とのかかわりはたくさんありましたが、精神や身体の方とのかかわりが全くなかったのですが、働いているうちに経験が積めたので未経験でも全然いけると思います。
人と話すのが好きで楽しく働きたいという方はぜひ一緒に働きましょう!

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