インタビュー 里出

インタビュー 里出
2019年7月24日 qol

ー新卒で訪問を選ぶのはめずらしいと思うのですが、訪問をやろうと思ったきっかけはなんでしょうか?

 訪問リハを初めて知ったのが、専門学校の講義でした。石川県内でも訪問リハに精通した有名な先生で、まずその先生に興味を持ったことがきっかけでした。
病院で実習をしていた時に、自分のしているリハビリが、家に帰ってから活かされているのかわからず、「俺がやったリハビリって意味あったのかな?」とモヤモヤしていました。それで、在宅で、自分の目で見て、その環境の中で一緒にリハビリできた方が、自分自身のモヤモヤもないし良いんじゃないかなと思っていたんです。 自分の性格上、人と違うことをしてみたいっていうのがあったので、怖さはなかったです。
「訪問はやめておけ」というアドバイスもあったんですが、なんでそんなに否定的に言うのか、疑問でした。
最初は訪問リハに対しての想像ができていなかったこともあると思いますが、このまま病院に行っても楽しめないと思ったので、やりたいと思ったからにはやろう!やってみよう!という勢いで決めました。

ーそのなかでも、QOLを選んだきっかけは何でしたか?

 実は、他の訪問リハビリの事業所は見ていなくて、考えていませんでした。 QOLを知ったのは、QOLスタッフの方と当時の担任の先生が同級生で、そのQOLスタッフの方が学校に求人票を持ってきてくれたんです。
自分がもともと訪問したいというのを先生が知っていたこともあって、QOLを紹介してくださいました。
いろいろとお話を聞いた後に、QOLのホームページを見て、理念・価値観・大切にすることの内容に、おもしろいと思いました。 医療関係の職場って、「患者様の安全第一」を一番大切にしているところが多いと思うんですが、QOLが大切にしていることは「全社員の物心両面の幸せの追求」を一番大切にしているところにぐっと来ました。
そして、「ご利用者さまの真のQOL向上に向けての支援を行う」というQOLの使命を見て、ご利用者さまにとっての真のQOLってなんだろうと、考えるのもおもしろそうですし、そういうところに惹かれました。
信頼している先生からの紹介だったのと、会社の理念に共感したこともあって、もうここしかないと、QOL一筋でした。
不採用になることは全く考えていませんでした。もし不採用だったとしても、別の訪問リハの事業所を探すか、在宅医療に近い選択肢を選んでいたと思います。

ー1年QOLで働いてみてどうでしたか?

 すごく自分の中で、仕事への満足感があります。
良い支援ができたかどうかは、、まだわかりませんが、こんなリハビリをしているのか!という発見が多くておもしろいですね。
訪問リハビリで、人とより深いつながりが持てるのが満足感に繋がっているんじゃないかと思います。
病院では短期間の関わりが多いので表面的になってしまうところもありますが、訪問リハビリは、ご利用者さまのテリトリーに入ってリハビリを行うので、安心してもらいやすいし、やっていて楽しいです。

ー訪問リハビリの辛さ、しんどさはありますか?

 訪問リハビリ自体の辛さというよりは、この人にどういうリハビリが良いのか?というところで悩むことは多いです。
あとは、板挟みになるところでも悩みます。支援員さんとご本人の意向が合わなかったり、ご本人でなくご家族の意見に流されてしまったりする時があるので、常に、この方にとっての真のQOL向上とは?というところを考えるようにしています。 やっぱり、ご本人も納得してリハビリを進めていくというのが、難しいところです。
そういう時は、先輩に相談しています。答えがすぐに出なくても、溜め込んでいるとモヤモヤするので、話すことで発散しています。
今もまさに悩んでいる最中です。ご本人さんのしたいことを優先しつつ、ご家族に納得いただける形を探っています。

あとは、幅広い知識が必要なことだと思います。
病院では疾患についての専門性、知識は多くなりますが、訪問リハビリは超急性期も、慢性期の方もいるし、いろんな疾患もある。他に例を見たことがない場合もあるので、毎回毎回疾患について調べています。
先輩方もいろんな病院を出ているので、よく相談しています。
幅が広いという意味では大変です。在宅でのリハビリなので、生活環境を使ったリハビリになります。スペースも限られているし、物も限られている。
その中でどうリハビリするか、考えたり、調べたりすることがかなり多いですが、それもまたおもしろいですね。人と話すのも好きなので、モチベーションを高く保てているんだと思います。

ー訪問リハビリでの失敗談はありますか?

 スケジュールの変動があった時に、自分の確認不足で訪問をダブルブッキングしてしまいました。
一方のご利用者さまに謝罪に行って、空いている曜日を提案して、ご理解いただくことができました。
それからはスケジュール帳を買って、まず予定を確認するようになりました。
手で書いた方が、「あの日何かあったな」と、思い出しやすいので。

ー訪問をやってみようかなと思っている学生に一言

 「やりたい!」という思いがあるなら、ぜひやってみてください!
いろんな意見があると思いますが、人から言われたことは参考にするにしても、最終的には自分で決めてほしいです。
やりたかったら、やっちゃえ!やってみてダメだったら、その時に考えれば良いと僕は思います。 訪問をやってみようと思っている学生さんは、フィジカルアセスメントと言われる、体調管理の部分、一体一のリハビリの時に、もし急変が起こった時に、どうしようと固まらないように学んでおくと良いと思います。
また、リスクが高いから訪問しているので、最悪の自体を想定して、リスク管理のことも知っておくと役立ちます。
あとは徐々に身につけていくものでもありますが、訪問に関する法律の知識もあったらいいなと思います。
でも一番必要なのはやる気です。やりたいという気持ちがあれば、頑張れるし、他のことは後からでもついてきます。

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